影無茶のスポーツ24/7

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東京オリンピック海外観客受入れ断念でいよいよ中止に舵を切るのか

世界的なコロナパンデミックにより、東京オリンピックの海外観客受け入れ断念が正式に決まった。

日本では欧米に比べて感染者も少なく緊急事態宣言も解除されたが、世界を見渡すと変異ウィルスの出現などもあってまだまだ先が見えない。

ワクチン接種も一部の国以外では供給もおぼつかず、日本も全ての医療関係者に接種が行きわたっていない現状。

唐突に宮城県の感染者が急増するなど(GOTOイート再開が理由との声もあるが)コロナウィルスの正体は不明な点が多い。

言えることは人出が増えると確実に感染者は増える。

こんな状況で感染者が多くウィルスを持ち込む可能性が高い外国人観客を受け入れられる訳がない。

なので私は至極当然な決定と思う次第だ。

しかしこれで東京オリンピックはとても難しい状況下に置かれていることを世界に周知したことは間違いない。

昨年は3月24日にオリンピックの1年延期が決まった。

その時点での東京の感染者数はまだ20人前後だった。

しかし小池知事はオリンピックの延期が決まった途端にロックダウンの可能性に言及し、翌24日に感染者が41人と増えて日本中が大騒ぎになったのだ。

僅か41人だよ。

今は第3波のピークからは減ったがコンスタントに300人程の感染者が出ている。

この連休は人出も一気に増えた。

リバウンドは確実だ。

聖火リレーが始まるのは3月25日。

24日までまだ3日ある。

開催の有無について大きなヤマを迎える。

果たして。

 

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F1ホンダ勢を応援し続ける記事 プレシーズンテストを最高の形で終える

バーレーンで行われたプレシーズンテストの3日間が終わった。

ホンダ勢は間違いなく復帰後最高の形でテストを終えることが出来た。

これで今シーズンの活躍はほぼ約束されたと言えるだろう。

マクラーレンホンダの3年間を思い出すと雲泥の差。

トロロッソと組んで以降、レッドブルと2チーム体制になってからは順調にテストを消化出来るようになってはいたが、それでも今年は特筆すべき内容だ。

2チームともトラブルらしいトラブルもなく合計で791周を走破。

膨大なデータを蓄積することが出来ただろう。

ホンダ勢にとってもうひとつポジティブな面はテストで叩きだしたタイム。

プレシーズンテストでのタイムは額面通りに受け取れない部分も正直あるが(装着タイヤも異なるし)それでもマックス・フェルスタッペンが3日間通じての最高タイムを記録することが出来たし、アルファタウリの角田が最終日2位、ガスリーが2日目2位のタイムと気を吐いた。

ルーキー角田にとっては大きな自信となったはずで本戦が楽しみになった。

このようにホンダ勢にとってはいいことずくめのプレシーズンテストだった。

以下にチームごとのテスト期間3日間の合計周回数を列記する。

今年はテスト日数が極端に減って3日間だけの開催。

報道を見ると周回数だけでは見えない事実が見えてきた。

周回数だけ見ると各チーム順調に思えるが、メルセデス勢にトラブルが目立ったようだ。

AMGは初日ボッタスがトラブルに見舞われて6周しか走れずハミルトンも満足なテストが出来たかと言えば必ずしもそうとは言い切れない状況。

例年のようにテストが2回にわたって分割で行われるならば問題点を改善した上でもう一度テストで試す機会があったが今年はそれがない。

なのでテストを順調に消化出来たか出来なかったかはスタートダッシュに大きな影響を与えることになる。

メルセデスAMGは開幕戦を多少の不安を持った中で迎えることになるが、レッドブルにはそれがない。

この差は大きい。

昨年ピンクメルセデスと言われたレーシングポイント改めアストンマーティンもトラブル多発で不安を抱えたままでの開幕となる。

ウィリアムズは比較的順調にテストを消化したようだが、ここ数年の停滞やお家事情を見ると急によくなるとも思えず・・・。

唯一今年PUをメルセデスに変更したマクラーレンが昨年迄と見違える出来栄え。

確実に3強に割って入ると思われ、場合によっては4強となる可能性も有り得る。

昨年信じられない停滞を見せたフェラーリは順調にテストを消化したようだ。

首脳陣のコメントを見ても自信を取り戻したようで今年は強いフェラーリが帰ってくる可能性が高い。

スクーデリアフェラーリの復活は、同様に昨年不振だったフェラーリPUを使う他の2チームに好影響を与える。

これによりミッドフィールド勢の争いはさらに熾烈を極めそうだ。

唯一ルノーPU使用のアルピーヌ。

アロンソのF1復帰でエステバン・オコンとドライバーは強力だ。

しかし初日こそオコンが有意義な周回を重ねたが、それ以外にあまりポジティブな情報が流れていない。

マクラーレンルノーPUをメルセデスに変更したため、ルノーPU使用は1チームだけとなり、そのデメリットは、かつてホンダが経験したことでもわかるが複数チームへの供給がない状況では苦しいだろう。 

こうしてテスト結果を見ると、ホンダ勢の好調が際立っており、最終年で有終の美を飾るべく全てを出し切ろうという気合が感じられ本戦が本当に楽しみになってきた。

マクラーレン、アルファタウリ、フェラーリ勢などミッドフィールド勢の底上げにより今年は上位だけでなく全体的に激戦が続くと思われ開幕が待ち遠しい。

ホンダ勢を応援し続ける記事を書くのも今年が最終年!

3月28日プレシーズンテストと同じバーレーンで開幕だ。

 

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大相撲春場所展望 優勝力士を予想する

大相撲春場所が始まる。

今場所も両国で開催。

コロナ禍以降開催された場所は全て両国。

地方での開催は令和元年九州場所以降行われていない。

今年中に地方開催は解禁されるのだろうか。

 

先場所は平幕前頭筆頭大栄翔が最高の突き押し相撲で優勝。

特に初日から番付上位を相手の7連勝は文句のつけようがない内容。

結果13勝2敗で初優勝を飾り一躍大関候補に名を連ねることになった。

最近6場所中3度目の平幕優勝。

大栄翔を褒めるのは当然だが上位力士にプライドはないのか。

綱取り場所の大関貴景勝は初日からまさかの4連敗。

綱取りどころか左足関節靱帯損傷で途中休場。

今場所はカド番だ。

私は過去に何度も何度もネクス横綱について書いてきた。

今度こそ世代交代成るかと何回思ったことか。

ところが白鵬鶴竜の壁がなかなか破れない。

白鵬は近年目立って休場が増えた。

晩年休場が重なる横綱は出場した場合大関以下が引導を渡さなければならない。

しかし白鵬は休場明けに必ず横綱として責任を果す成績を残す。

鶴竜も今までは同様だった。

大関以下の力士はいったい何をやってるんだ!って言いたくなる。

みんな本当は横綱になりたくないのか・・・って思ったほどだ。

だが先場所NHKの中継を見ていたら決まり手をテーマに面白い話が披露されていた。

その中で昭和の時代と現在の決まり手を比較したデータが示された。

それを見て新横綱が生まれない要員がわかった気がした。

そのことを書いたのが以下の記事だ。

 

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今は両横綱が引退しても、簡単に横綱は生まれないだろうと思っている。

考え方を変えた。

ここで鶴竜について少し触れておきたい。

春場所を休場することが明らかになり、昨年7月場所3日目以降5場所連続休場。

休むのは横綱の特権だ。

しかし今回は復帰に向けての稽古中の怪我とのこと。

これは厳しい。

相撲を取れる身体ではもうないのだろう。

鶴竜は1日でも良いから本場所横綱土俵入りをして散りたいと考えているはずだ。 

好漢鶴竜関なのでそうさせてあげたいが、状況は厳しいと言わざるを得ない。

さて今場所の展望。

優勝候補筆頭は照ノ富士

今や考えうる横綱の条件を揃えているのは照ノ富士しかいない。

私の推し朝乃山は照ノ富士に歯が立たない。

昨年7月場所13日目初対戦で照ノ富士に敗れてから朝乃山の歯車は狂った。

逆に照ノ富士はこの一番で復活を完全に印象付けた。

元々実力者。

その後は横綱級の強さを見せているのは衆目の一致するところ。

照ノ富士の膝が悲鳴を上げるのと横綱に昇進するのとどちらが先だろうか。

優勝候補次点は白鵬

稽古でもまだまだ存在感を示しており簡単に負けそうもない。

問題はスタミナ。

逆に言えばスタミナがどうかってことしか問題点が見当たらない。

初日は先場所優勝の大栄翔。

協会も粋な取組を作ったものだ。

白鵬が勝てば波に乗るだろう。

いずれにしてもすごいね、白鵬は。

3番手には期待を込めて朝乃山。

横綱に相応しい四つ相撲。

照ノ富士に勝てば一気にブレイクスルーが成るかもしれない。

さあ、今場所は後から振り返るとターニングポイントと成り得る場所となるか。

まずは初日。

注目だ。

 

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世界フィギュアは本当に開催出来るのか

世界フィギュア開催日の3月22日が迫ってきた。

本来ならオリンピック前年の大会ということで大きく盛り上がるところだが、現状は本当に開催されるのだろうかと心配の方が先に立つ。

ここにきて開催国スウェーデンでは変異株による感染者が急増。

ロックダウンの可能性も取りざたされている。

フィギュアスケートはコロナの影響を最も受けた競技の代表格だ。

今シーズンの大会はまともに行われていないし、2年連続で世界フィギュア中止も十分あり得る流れでここまで推移してきた。

しかし今年はオリンピック前年。

選手にとっても運営側にとっても大切な年。

是非とも開催したいだろう。

オリンピック前年ともなれば本番を見据えたプログラムを選手は作り上げてくる。

今年の世界フィギュアで表彰台に立てれば本番に向けて精神的優位を保てるし、ジャッジにも好印象を与えることが出来る。

運営側としてもオリンピックの出場枠がここで決まるので何としても開催したい。

ところが今年は何もかも異例のまま世界フィギュアを迎えることになった。

コロナパンデミックの猛威はさらに加速し、ほとんどの大会が中止か運用変更。

ワールドスタンディングも今シーズンの大会はポイント加算対象外となったので、最新のランキングが昨年9月18日時点の物だ。

個々の選手が現在どういったコンディションでいるのか正直わからない。

ランキング1位は男女共日本勢(羽生、紀平)だが、そもそも加算対象となる試合数が選手間で異なるので額面通りとはいかない。

とは言うものの全日本(ポイント加算対象外)での二人の演技が素晴らしかったのは紛れもない事実。

紀平はクワドを成功させたし、羽生のフリーは文句のつけようがなかった。

(個人的に羽生の「天と地と」は羽生史上最高のプログラムと思っている)

このまま世界フィギュアが行われれば、二人は有力な世界チャンピオン候補だ。

しかし、順調に大会が消化されていたならば、勢力図は全然違う物になっていた可能性もある。

羽生と紀平は今季この1試合しか出場出来なかったが、それが吉と出たように思う。

羽生の足の状態はここ最近で最も良いように見える。

紀平もシニアデビュー以来試合に出ずっぱりで、自粛期間が吉に出たと考えられる。

世界フィギュアでは、試合数が少ないことが個々の選手にどのような影響を与えるのか見当がつかず、例年以上にSPの出来が重要になってくる。

SPで失敗すれば、得点が高いフリーであっても挽回は難しいだろう。

逆に言えばSPで必ず上位に位置することが表彰台への絶対条件。

トップとの得点差は一桁が限界。

10点以上差をつけられると挽回は極めて難しいと考えないといけない。

今シーズンフィギュアスケートについては動向をほとんど注視出来ていなかったので、遅ればせながら今から情報を入れていきたい。

それよりほんとに開催出来るの?

 

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ホンダ勢を応援し続ける記事 2021年F1プレシーズンテストまであと1週間

ホンダラストイヤーとなる今年のF1。

相変わらずWithコロナの状況下での開催となるが、今年は3月28日バーレーンでの開幕から23戦開催が決まっており、昨年よりも見通しは明るい状況だ。

昨年中止の日本GPも今年は10月8日から鈴鹿で開催予定になっている。

そんな中、各チーム今年のマシンの出来栄えが明らかになるプレシーズンテストが1週間後に近づいてきた。

例年バルセロナで行われるプレシーズンテスト。

今年は開幕戦が行われるバーレーンで実施されることになっている。

各チームは周回を重ね少しでも多くのデータを集積することが大切だ。

運命の分かれ道と言って過言ではない。

今年は3日間だけ開催で、昨年の2回6日間よりさらに短くなってしまう。

一昨年までは2回開催で各4日間の合計8日テストに費やしていたことを考えると極端に少ない。

一人当たり1日半しか運転できない。

それでもテストはとても重要だ。

一昨年ガスリーがテスト期間中に2度のクラッシュを起こし、これがレッドブル躓きの要因のひとつになったと言われた。

ここで見つけた問題点を初戦までに解決することでスタートダッシュが可能となる。

万が一まともにテストを走れないチームがあったとすれば、それは限りなくコンストラクターズで下位が約束されてしまうことになってしまう。

各チーム今年のマシンのお披露目も終わり、あとはテストを待つだけだ。

 

今年はホンダラストイヤー以外にも見どころが多い。

昨年最終戦アブダビGPでポールトゥウィンを成し遂げて、今年への期待が膨らんだレッドブル・ホンダとマックス・フェルスタッペン

僚友にセルジオ・ペレスを迎えたことで超協力なペアは誕生した。

メルセデスは確かに強いがコンストラクターズはレッドブルの方が強力だ。

理想はマックス・フェルスタッペンのワールドチャンピオンが成った上でコンストラクターズも取るということだが、それもこれも来週のテストでそれが夢物語なのかそうでないのかがわかる。

メルセデスルイス・ハミルトンが8度目のワールドチャンピオンを狙う。

あえて1年契約にしたハミルトンはメルセデスではやり尽くした感があるのだろう。

ハミルトンの動向は当然フェルスタッペンにも影響を及ぼす。

2022年に向けて今年以上にドライバー移籍が話題となる可能性がある。

昨年大失速したフェラーリも黙ってはいないだろう。

シャルル・ルクレールもかすんでしまうフェラーリとしての大スランプ。

果たして今年復活成るのだろうか。

ベッテルが去り、カルロス・サインツをパートナーに向かえたルクレール

マシンさえ整えば、強力なコンビなので浮上は十分考えられるが果たして。

ミッドフィールド争いも熾烈で場合によってはこの中から今年もフェラーリを脅かすチームが出てくるかもしれない。

移籍したダニエル・リカルドとランド・ノリスのマクラーレンはPUをメルセデスに変えたことが吉と出れば3強に割って入る最有力候補だ。

ピンクメルセデスと揶揄されたレーシング・ポイントはアストンマーティンに代わっても変わらず速さを発揮出来るのか。

2014年の小林可夢偉以来の日本人ドライバーとなる角田裕毅はセンセーションを巻き起こしてくれるのか。

昨年初優勝を果たしたピエール・ガスリーと共にアルファタウリホンダを押し上げてくれる戦力となるのか。

このほか移籍のセバスチャン・ベッテルフェルナンド・アロンソの復帰、ミハエルの息子ミック・シューマッハF1デビューなど話題は尽きない。

しかしそれもこれも、プレシーズンテストを無事に通過してこその話題。

各マシンの出来に今からワクワクドキドキだ。

 

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