影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

村田諒太 豪打炸裂 スティーブン・バトラーマットに崩れ落ちる 次はカネロ?GGG?

ドラマチックな戦いを続ける村田諒太がKO率8割の挑戦者スティーブン・バトラーを迎えての防衛戦。

アッサン・エンダムに勝ちを盗まれ、

そのエンダムを再戦で撃破してチャンピオンベルト獲得。

2度目の防衛戦でロブ・ブラントに完敗。

ビッグマッチの夢が遠のいた・・・かと思われましたが

ブラントとの再戦で村田諒太は生まれ変わり、ブラントを葬り去ってベルト奪還。

再びビッグマッチの可能性が見えてきた中、大切な初防衛戦。

WBOではトップコンテンダーの1位。

しかしあえてWBAのベルトを狙いに来たのは村田与しやすしと思ったから。

意地とプライドにかけて負けるわけにはいかない村田諒太でした。

選手入場からリングに上がった村田はいつもと違った雰囲気。

獲物を狙う凶暴な顔つき。

身体もやや絞りすぎたのではと思うような感じ。

対するバトラーは得体の知らない、何をしでかすかわからない危険な表情。

全く予断を許さない試合は開始早々、お互いにパンチを繰り出す展開。

バトラーの長い手から重いパンチが繰り出されます。

右のストレートはまともに喰らえばかなりのダメージを受ける代物。

しかし村田は前回のブラント戦で覚醒していました。

前へ前へ出て打ち下ろすような右ストレート、左のボディーをぶちかます村田。

今日はアッパーも効果的に繰り出します。

ラウンドを重ねるごとに少しずつ、少しずつ村田優勢、バトラー劣勢が明確に。

迎えた5R、村田攻撃の手を緩めず、バトラーはクリンチに逃げるようになります。

そして残り30秒を切って、村田の右ストレートが炸裂。

大きなダメージを受けたバトラーは何とかスタミナ回復を図るべくクリンチに。

しかし村田は攻撃の手を緩めず、右、右、右、右と叩き込んだ後、左のフック一閃。

バトラーマットに崩れ落ちてレフェリーは試合をストップ。

ラウンド終盤残り僅かでも一発で相手をマットに沈める迫力はさすがミドル級。

決して簡単な相手ではないバトラーに完勝。

毎試合が負けたら引退の覚悟で臨む村田諒太

会長!村田もリング上で熱望していたビッグマッチ。

実現させてあげましょうよ。

いつやるの!今でしょ!

今しかないですよ。

カネロ?GGG?

村田の夢を叶えてやってください!

 

WBA世界ミドル級王者  村田諒太  18戦16勝(13KO)2敗

挑戦者   スティーブン・バトラー  31戦28勝(24KO)2敗1分け

 

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中央競馬2019年を振り返る 女傑アーモンドアイは牝馬優勢時代の完成形

2019年スポーツ振り返り 中央競馬

今年も有馬記念の日がやってきました。

今はホープフルステークスが1年納めのGⅠレースになっていますが、やはり年の最後は有馬記念で締めて欲しいです。

私は結構競馬歴が長く、依存症予備軍と言っても差し支えないほど毎週毎週馬券を買い続けていました。

中学生の頃タニノムーティエアローエクスプレスの東西対決頃からテレビ観戦。

マイル王ニホンピロウィナーが出走した阪神3歳ステークスが初の的中馬券。

※馬齢は当時の表記で現2歳。現レース体系の朝日杯フューチュリティがこれに当たります。

とにかく三度の飯より競馬が好きでした。

スポナビ時代からのジャンル別投稿数は「巨人」「野球」についで「競馬」が3番目に多く「フィギュアスケート」よりも多いです。

しかし昨年あたりから購入頻度を意識的に減らし、今年は自分でも信じられないほど馬券を買っていません。

ひとつ原因としてあげられるのがクラブJRAネットで見られる投票成績の回収率です。

会員になって7年ほどになりますが、最高でも95%ほど。

あとはどんなに頑張っても70%前後が関の山。

これを見るとなんだかなあ~って思ってしまった訳です。

もちろん競馬はギャンブル要素意外でも熱くなれる要素がたくさんあります。

今は馬券を買えなかった頃のように、スポーツとして、ドラマとして、楽しむ比重が増えている感じですね。

競馬自体を嫌いになった訳ではありませんし、好きなことは変わりません。

暫くしたら馬券購入を再開する可能性も充分あります。

なので、このはてなブログで予想を投稿されてる方の内、何人かは登録させていただき、楽しく読ませていただいてますし、これからもそれは変わりません。

前置きがながくなりました。

そういう状況なので今年の振り返りといっても通り一遍にはなりますが以下徒然に。

 

■アーモンドアイ

今年(昨年から)も競馬会の話題の中心はやはりこの馬でしょう。

昔は大レースで牝馬が牡馬に勝つことはほとんどありませんでした。

大昔にトウメイという馬が天皇賞・秋(当時3200メートル)有馬記念と連勝して女傑と言われましたが、強い牝馬は居てもそれは牝馬同士のことで、牡馬に混ざっても勝てると言う牝馬は突然変異的に現れる程度でした。

外国馬でジャパンカップに参戦したエイプリルランが世界のGⅠを勝ちまくったのが1980年代初め。

そこから遅れること四半世紀。

ウォッカが日本の競馬に、強すぎる牝馬時代の幕を開け、以降たびたび超弩級牝馬が登場してきました。

ダイワスカーレットブエナビスタジェンティルドンナなどはその代表的な女傑。

そんな中昨年登場したアーモンドアイの強さは衝撃的でした。

ディープインパクト級と言って過言でない強さ。

海外遠征を断念して有馬記念に出てきますが、これだけの馬。

出てくる限り全く心配いらないでしょう。

いったいどこまで強いのか。

まだ底を見せていない空前絶後牝馬ですね。

■外国人騎手

短期免許で来日する多くの外国人騎手。

結果を見れば外個人騎手起用が増えるのは当然という状況。

ルメールデムーロ以外にもモレイラ、ムーア、マーフィー、スミヨン等々。

モレイラがJRAの騎手試験に合格していたら、どれだけ勝ったか想像がつきません。

さらに今年春に初めて来日したダミアン・レーンの凄まじい勝ちっぷり。

日本人騎手は余程頑張らないと有力馬は外国人の風潮は益々顕著になるでしょう。

武豊

そんな中、4年ぶりに年間100勝を達成した武豊の好調は嬉しいですね。

連対率も3割をキープ。

年間最多勝ルメールに抜かれましたが、その存在感はさすがです。

今年キタサンブラック以外では4年ぶりのGⅠ勝利。

クラシックでは2013年キズナのダービー以来久々にワールドプレミアで菊花賞制覇。

そのワールドプレミアで有馬参戦は非常に面白い存在だと思います。

今もスター性十分。

かっこよさは全く衰えていません。

まだまだ活躍して欲しいひとりです。

藤田菜七子

 元々乗れる子だと思ってました。

デビュー当時から追えるって印象がありました。

どちらかというと話題先行でしたが今は堂々たる騎乗ぶり。

当初は危なっかしい落馬もありましたが今はそういうところも見られません。

女性騎手の減量特典緩和、俗にいう菜七子ルールの恩恵も確かにあるでしょう。

しかしそれだけでなないことは競馬ファンならわかるはず。

当然これからは壁にあたることもあるでしょう。

それを乗り越えていつかGⅠ制覇を成し遂げて欲しいと思います。

■GⅠ

今年のGⅠレース。

ここまで全て優勝馬が異なっています。

2014年以来ですかね。

2014年は最後まで結局2個以上GⅠを取る馬がいませんでしたが、果たして今年は。

資格があるのがアーモンドアイ、ワールドプレミア、スワーブリチャード、フィエールマン、リスグラシュー、ワールドプレミア、サートゥルナーリア、アルアインと8頭もいます。

これ以外で優勝馬が出れば今年全てのGⅠ勝ち馬が異なる・・・ということになりますが、果たして。

■最後に今年の有馬記念

せかっくですので有馬記念について少しだけ。

有馬記念の結果はその年の世相を反映すると言われています。

マンハッタンカフェアメリカンボスの年などは典型でしょう。

今年も出馬表を見たら多くの人が気付く、あるいは気付いているだろう笑っちゃうようなサイン枠が存在します。

この2頭をAとBとします。

買い目はアーモンドアイからA、Bへの馬連、ワイド。

アーモンドアイーAーBの3連複

アーモンドアイ-ヴェロックスーA、Bの3連複

A、Bはサイン枠の2頭です。

まあ、こんなんではそりゃ当たりませんわね(笑)

 

 

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「ジュマンジ/ネクストレベル」観てきました 冒険コメディでもしっかり人生の教訓を感じとれる

仕事以外全部趣味

ジュマンジの一作目は1996年。

ボードゲームでサイコロの目により、リアル社会にアンビリーバブルな現象が起こってしまう設定でした。

あれから24年たったジュマンジは、アバターになって体験ゲームの中に入り込む形。

時代を感じますね。

実はこれ、前作「ジュマンジ/ウエルカム・トゥ・ジャングル」の続編。

ジュマンジ」も「ザスーラ」も見たんですけど、ウェルカム・・・は未見なんです。

これ、けっこう、見た人前提に作られているので、見ていないと置いてけぼりくらうところ結構ありました。

まあ、スタートレック「カーンの逆襲」ほどではありませんが(笑)

でも未見でも十分楽しめました。

地元では吹替え版しか上映していませんでしたが、吹替で良かったです。

私は字幕派ですが、前作を知らないので字幕だと余計理解に苦しんだ気がします。

何も考えず楽しんで観る映画だとは思いますが、意外に指針も与えてくれます。

ジュマンジの仮想空間では3度の人生が与えられます。

即ち2度は死んでも復活できる。

失敗してもやり直しがきく敗者復活の世界は、リアル社会でも必要。

一度の失敗で失格のレッテルを貼られてはたまったものではありません。

この映画はそこまで深く考えられていないかもしれませんが、私は何となくそういったことを感じました。

まあ、筋的には別にどうってことありませんが(;^_^A

冒険コメディーとして単純に楽しみましょう。

さいごにおじいちゃが、仮想体験を経てリアル社会に戻ってきてから孫を相手に、年を取ることについてしみじみと語りますが、これがなかなか良いシーンでしたね。

 


映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』予告編(岡崎体育が歌う日本語吹替版主題歌入り)

 

フィギュアスケート2019~2020シーズン 全日本選手権直前 前半戦を終えての感想

2019年スポーツ振り返り フィギュアスケート

今年を振り返る。

今回はフィギュアスケートです。

平昌で羽生結弦がオリンピック2連覇。

宇野昌磨が銀メダルで我が世の春ともいえる絶頂期だったのは、まだ去年の話。

女子は彗星のように現れたアリーナ・ザギトワが女王メドベージェワを下して金。

あれから僅か20カ月。

現状、男子は羽生は依然としてトップを張っていますが、ネイサン・チェンがいよいよ時代を作りそうな勢い。

宇野は絶不調。

出口の見えないスランプに突入しています。

女子はもっと激しい地殻変動が起こりました。

今季シニアデビューのロシアティーンズ黄金のトロイカ

コストルナヤ、トルソワ、シェルバコワの3人が今季は主要な大会を席捲しそうです。

オリンピックチャンピオンザギトワは大迷走中。

心の中で葛藤中ですね。

日本勢でも平昌に出場しなかった紀平梨花がエースに成長し、昨年は世界チャンピオンになってもおかしくないパフォーマンスを披露しました。

しかし今季はロシア黄金のトロイカの勢いに巻き込まれました。

とは言う物の、トップ選手の最終目標は北京五輪

シーズンとしては3季前にあたる今年2019~2020シーズン。

前半を終わった段階で、一度振り返ってみたいと思います。

■シニアデビュー ロシア黄金のトロイカ

予兆はありました。

何しろジュニア時代から圧倒的な存在感を振りまいていた3人娘。

シニアに混じっても初めから上位に名を連ねるだろうことは予想されていました。

しかしいくら何でもGPシリーズ全6戦を3人で優勝を分け合い、ファイナルも表彰台を独占するほどの活躍は異常と思えます。

これはオリンピックが今季含め3シーズン後であることが影響していると思います。

まず、年ごとの最大目標は(五輪年除く)3月の世界選手権。

そして最大目標は4年に1度のオリンピック。

あえて今年は様々なことにチャレンジ出来る年。

新たな挑戦を試みる選手も多いと思います。

それが許される年。

宇野昌磨が山田コーチの元を去り、今シーズンをコーチなしの異例な状態で迎えているのも今シーズンだからこそ可能だったはずです。

そういった谷間の年に、たまたまシニアデビューを迎えたロシア3人娘。

全てエテリ・トゥトベリーゼコーチの教え子になりますが、特徴的にエテリコーチの指導を受けたロシア女子は、早熟で早い段階から輝きを見せますが燃え尽きるのも早い。

リプニツカヤしかり、ザギトワもそれを継承しそう・・・。

メドベージェワはエテリの元を離れ北京を目指していますし、今も存在感を示すトゥクタミシェワのコーチはエテリではないことは偶然ではないでしょう。

えっ、ラディオノワ?それは・・・わかりません(^^;)

何を言いたいかはお分かりいただけると思いますが、3人が北京まで輝きを維持できるのかと言えば、高い壁が存在していると言わざるを得ません。

北京では現在ジュニアのカミラ・ワリエワがロシアのエース格になってるかも。

それほどに早熟で消耗が早いのが近年のロシア女子選手の状態です。

この3人の内で北京まで残るとすればコストルナヤでしょうか。

但し、今シーズンはこのまま世界選手権まで3人が突っ走るのは間違いありません。

世界を見渡しても(今年に限っては)この3人に割って入るのは紀平以外にいません。

紀平梨花

その紀平。

今シーズンは足首の故障を抱えてルッツを封印。

ファイナルでクワドを回り切りましたが、今季は無理をする必要はありません。

世界選手権に向けて状態が上がってくれば当然クワドを試みるでしょうが、あくまで来シーズン以降への布石。

今の状態でクワド跳んでアクセル跳んでルッツ入れるのはリスク高すぎ高杉君です。

ファイナルでクワドのめどが立ったことは今シーズンの大きな成果。

焦ってはいけません。

紀平は必ずクリーンにクワドを跳べます。

オフに足首をしっかり治し、オリンピック前年シーズンとなる2020-2021シーズンに向けて万全な身体を作っていくことが大切です。

北京でベストな演技が出来れば自然と表彰台は見えてきます。

 現段階で日本勢の中で頭ひとつ抜けている。

それは間違いありません。

■男子はネイサン・チェン時代に

GPファイナルの結果はネイサン・チェン時代の到来を告げています。

羽生結弦はここ最近では最も足の状態が良好と推測します。

その中でミスはありましたが、やり尽くしたのがGPファイナルだったと思います。

結果はネイサン・チェンが圧倒的な強さで優勝。

羽生は2位を確保しましたが40点以上の大差。

二人が共にノーミスで演技を終えた場合、羽生はチェンに追いつけません。

これはパトリック・チャンがかつて羽生に抱いた思いと同じ。

チェンに勝つには、そうとう難度の高い構成に変えていかねばなりません。

北京まで現役つづけるかなあ~。

気持ちとしては間違いなくまだまだ闘争心満々で、チェンに負けたくない!北京でも現役でいたい!そう思っているでしょう。

しかし心のどこかで、何を持って羽生結弦現役生活の区切りをつけるのか。

それを探っているはずです。

それは、やはりクワドアクセルを組み込んでのベストな演技なのでしょうか?

あの身体の状態で奇跡のオリンピック2連覇を成し遂げた羽生なので、まだまだ想像もつかないことをやってのける可能性はありますが、我々ファンはそろそろ現役を去るシーンも考えておかねばならないと思います。

宇野昌磨はエテリコーチに師事するかと思われましたが、そうはならなかった。

このあたり、ロシアティーンズの競技人生の短さと指導法の関連を宇野が感じ取って決断するに至らなかった・・・と思うのは邪推でしょうか。

宇野については今季は仕方ありません。

来季は信頼できるコーチの元で練習できる環境を作るのが大切です。

クリケットはどう?

■宮原、坂本、樋口、本田、山下、三原、白岩、横井

現時点での女子世界ランキング上位20名の中に日本選手は6名入っています。

2位紀平 3位宮原 5位坂本 10位三原 14位樋口 20位白岩。

その後は21位に山下、31位に本田、34位横井となっている訳ですが、

今季だけで見た、ここまでののランキングになると、

4位紀平 10位宮原 13位坂本 17位横井 25位本田 27位樋口

44位 山下となり、休養中の三原、体調不良でUSインター欠場後どうも本調子でない白岩は別として、今シーズン調子の出ない選手が目立ちます。

その中で横井の成長、本田に復活の目が見えたことは嬉しい。

先ほども書いたように先は長いです。

今シーズンでさえ世界選手権まで3カ月弱あります。

長い目標としては北京五輪、今季目標は世界選手権。

全ての選手がまずは全日本に向けて、ひとつピークに持ってくると思います。

世界選手権の代表は男女ともに全日本の上位3名、表彰台に上る選手が今年はそのまま選ばれるでしょう。

ミスをしたら脱落。

代表の座をかけたド真剣勝負の全日本選手権

そこで各選手がどれほど仕上げてくるのか。

今年の前半戦の締めくくりとして各選手のパフォーマンスを注目しましょう!

 

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レッドブル・トロロッソホンダを応援し続ける記事 2019年振り返り そして2020へ

投稿するたびにお久しぶりですとご挨拶しなければならない状態(汗;)

モチベーションは充分保っていますが、思うように時間が取れません。

書く時間があれば先にお気に入り登録している皆さんの記事を読みたいし・・・。

時間を上手く使って読ませていただくこと、書かせていただくことを継続していきたいのでこれからもよろしくお願いいたします。

それと、来年から少し投稿スタイルを変えていきたいと考えています。

スポーツ関連の投稿は続けていきます・・・が、それ以外にも・・・頭の中では明確になっているんですが、整理できたらこの場でお知らせさせていただきます。

 2019年スポーツ振り返り F1

 今年も早や師走。

スポーツによってはシーズン真っ只中というのもありますし、オフシーズンのもの、季節に関係ないもの、様々ではありますが、この1年を簡単に振り返りながら今後の展望的なものを12月は何本か書かせていただこうかと・・・。

■まずはF1から。

私はスポナビ時代からホンダを応援し続ける記事を、「マクラーレン・ホンダを応援し続ける記事」のタイトルで書き続けてきました。

ホンダにとって(マクラーレンにとって…とも言えますが)悪夢の3年間。

フェルナンド・アロンソの無線による「G2エンジン」発言はその象徴でした。

マクラーレンと決別した2017年。

ホンダはF1と決別しなければならない可能性もありました。

しかし2018年トロロッソと組んで改善を図り、レッドブルがそれを評価。

今年からレッドブル・ホンダが登場することになりました。

期待と不安が交錯する中、始まった今シーズン。

 ■2チームの結果

まず最初に今シーズンの結果を以下にまとめてみます。

アストンマーチンレッドブルレーシング

コンストラクターズ 417ポイント 第3位

マックス・フェルスタッペン 278ポイント(ファステスト3回)第3位

優勝3回 2位2回 3位4回 4位6回 5位2回 6位以下2回 リタイア2回

ピエール・ガスリー(12戦迄) 63ポイント(ファステスト2回)

4位1回 5位1回 6位以下10位迄7回 11位以下2回 リタイア1回

〇アレクサンダー・アルボン(13~21戦) 76ポイント 

4位1回 5位4回 6位3回 14位1回

レッドブルトロロッソホンダ

コンストラクターズ  85ポイント 第6位

ダニール・クビアト  37ポイント 第13位

3位1回 7位~10位9回 11位以下8回 リタイア3回

〇アレクサンダー・アルボン(12戦迄) 16ポイント

6位1回 7位~10位4回 11位以下6回 リタイア1回

ピエール・ガスリー(13~21戦)  32ポイント

2位1回 7位~10位4回 11位以下4回

 

 ■前半戦:期待と失望がジェットコースターのように 

開幕戦でフェルスタッペンが3位表彰台。

上々のスタートで期待が膨らみましたがその後しばらくは、やや物足りない成績。

メルセデスが圧倒的な強さを見せ、フェラーリは際立つ速さ。

レッドブルはフェルスタッペンが孤軍奮闘。

精彩を欠くガスリーにはドライバー交代の噂が立ちました。

閉塞感が漂ってくる状態で行われたオーストリアGP。

ここで起死回生、ホンダ13年ぶり優勝がフェルスタッペンによりもたらされました。

続くイギリスでも戦闘力の高さを証明。

激しいバトルが繰り広げられ、久しぶりに心底面白いと言えるレースでした。

勢いは本物で、ドイツでは1位、3位とダブル表彰台。

トロロッソのクビアトが嬉しい表彰台。

前半戦最後のハンガリーでは2着に敗れた物のハミルトンと好勝負。

この頃の勢いは後半戦のレッドブル更なる飛躍を予感させるものでした。

ここで飛び込んできたのがピエール・ガスリートロロッソ降格、アレクサンダー・アルボンのレッドブル昇格という驚きのニュース。

序盤から噂が絶えませんでしたが、この段階での決断には驚きました。

ガスリーはバルセロナのプレシーズンテストで2度クラッシュ。

レッドブルはデータ収集が出来なかっただけでなく部品不足にも見舞われました。

ガスリー不調の種はここにあったと思われます。

 

■後半戦:終わりよければ全てよし

期待を持って迎えた後半戦。

意に反して目の当たりにしたのはフェラーリの圧倒的な速さ。

夏休み明けから6戦連続でポールを獲得。

前半戦は1勝も出来なかったのに3連勝。

この頃シャルル・ルクレールが飛ぶ鳥を落とす勢い。

才能が爆発しましたね。

しかし、このことがセバスチャン・ベッテルとの確執を生むことになります。

本人たちは否定していますけどね。

フェラーリの対応も稚拙でした。

その後再びメルセデスが強さを発揮して3連勝。

期待のレッドブルは精彩を欠きトップ2から離された位置に甘んずるしかありません。

その頃は、残り3戦、少しでも来季につながる内容を見せてくれればと、後半戦開始前に比べて期待はしぼんでいたのが正直なところでした。

ところがやたら速かったフェラーリのPUに不正行為の疑い。

事の真相は不明ですが、これ以降の3戦は明らかに精彩を欠いたのは事実。

そんな中、レッドブルが再び息を吹き返し、フェルスタッペンは最後の3戦を3位、1位、2位と見事なフィニッシュ。

前半戦精彩を欠いたガスリーがブラジルでハミルトンの猛追を防いで価値ある2位。

フェルスタッペンは昨年のブラジルGPの無念を晴らす勝利。

ホンダとしても天国のアイルトン・セナに捧げる勝利となりました。

終戦もフェルスタッペンは2位フィニッシュ。

最高速度はメルセデスフェラーリを凌ぐスピードを叩きだしました。

終わり良ければ全て良し。

来季に期待を持たせてくれるに十分な内容でシーズンを終えることが出来ました。

振り返れば、今年は常に私の期待と現実にギャップがありました。

期待すれば落胆させられ、落胆していると希望を見せてくれる。

そんなシーズンでしたね。

 

■外野の声

こんなレッドブルの今年の成績に対しては様々な声が上がっています。

上位2チーム、メルセデスフェラーリは来季のレッドブルを脅威と感じているようなコメントが目立ちます。

これに対しレッドブルと決別したルノーやドライバーからの評価は総じて低い。

さらにはベテランドライバーやOBからも厳しい見方が優勢な様子。

全ての声を額面通りに受け取る必要はなく、報道も書き方によって、読み手が誘導されるような場合もあり・・・本心が伝わっていない可能性もあります。

チーム内部、即ちレッドブル陣営からはポジティブな声しか聞こえてきません。

フェルスタッペンも最後までホンダをリスペクトし続けてくれました。

首脳陣も同様。

ホンダとレッドブルトロロッソ、更にはドライバーの関係も良好なのがコメントからもわかります。

これが最も大切なことです。

 

■そして来年2020

フェルスタッペン史上最年少ドライバーズチャンピオン最後の挑戦となる来年。

2020年にーまるにーまるのシーズンはどんな展開になるのか。

少し予想してみます。

レギュレーションには大きな変更はなく、今年の延長線上でレースが行われます。

タイヤも今年と同じ物が継続して使われます。

従って、PUも今年の進化系となります。

シャシーも同様。

加えてドライバーもほとんど変更がありません。

これはどういうことかと言えば、年は変わるが2020シーズンは2019年シーズンの続編ということ。

単純に考えれば、今年強かったメルセデスは来年も間違いなく強い。

今年速かったフェラーリですが、不正が本当になければ来年も当然早い。

レッドブルは確かにシーズン終盤に速さを見せてくれましたが、頭一つ抜けたかと言えば今年1年の流れを見てもわかるとおり断定は出来ません。

出来るはずもない。

何しろ秒進分歩の世界ですから。

2020年のレッドブル最大の目的はマックス・フェルスタッペンの史上最年少ワールドチャンピオン。

コンストラクターズを他チームに譲っても、フェルスタッペンのワールドチャンピオンだけは何が何でも譲れない。

そういうことでしょう。

そういう意味ではチームメイトがアルボンなのは最高のパートナーだと思います。

フェラーリルクレールベッテルの確執が表面化するでしょう。

今年のチームの様子を見ると、二人のドライバーを制御するのは難しそうです。

やはり最大の壁はハミルトン。

フェルスタッペンとハミルトンの一騎打ちになるでしょう。

まずは来年2月に行われる恒例のバルセロナテスト。

ここでのパフォーマンスである程度チーム間の優劣が見えてきます。

開幕から常に優勝を争えるマシンに仕上がっているかどうか。

そこに大注目。

今からワクワクドキドキが止まりません。

これからも応援し続ける記事を書き続けて参ります。

 

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