影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

第96回センバツ高校野球 組合せ決まっての雑感と印象だけの勝手な予想

第96回センバツ高校野球大会の組合せ抽選会が行われた。

今年から地区別出場校に変更が加えられ東北と東海が1校増えた。

その分中国・四国の両地区合計と21世紀枠がそれぞれ1校減となった。

東北はずっと成績が良かったのでようやく実績に見合った校数になった感じだ。

昨年のセンバツは山梨学院が山梨県勢初の優勝。

夏は慶応校が連覇を狙った仙台育英を破り107年ぶりの優勝で盛り上がった。

今年はどんなドラマが生まれるのか。

組合せ結果を見ての雑感と印象だけの勝手な予想を記する。

抽選会後に掲げられた記事を読むと最後のDゾーンが超激戦区と書かれている。

確かに優勝経験校が5校入っていて派手なゾーンになっている。

しかし、もはや名前だけで勝ち進めるほど高校野球は甘くはない。

優勝経験校ではなく直近の昨年秋の地区大会10地区の優勝校で見ると・・・。

Aゾーンに関東一、星稜、熊本国府、豊川の4校が集結。

星稜は明治神宮大会でも優勝しており明治神宮枠を北信越にもたらした。

Cゾーンにも広陵、高知、青森山田と強豪、古豪の3校が。

注目のDゾーンは作新学院、北海、大阪桐蔭の3校。

10地区の優勝校はこのように組み分けされた。

唯一地区大会優勝校のいないBゾーンだが、出場枠が多い関東、近畿、九州3地区の準優勝校、山梨学院、京都外大西、明豊が集結、山梨学院は2連覇を狙う。

つまり簡単に勝ち抜けるゾーンは存在しないということだ。

大会も96回も重ねてくると馴染みの校名が多くなる。

初出場の壁は高くなる一方だ。

今回も初出場は21世紀枠の別海を入れて僅か3校。

新鮮味に欠けるが、少子化の上に野球をする子供の減少も重なっているのだろう。

しかし少ない初出場の中で熊本国府には注目したい。

九州大会で鹿児島1位の神村学園、大分1位の明豊を破って優勝。

力が無いと出来ない芸当で注目したい学校だ。

そんな中いつものように印象だけでベスト8に残る高校の勝手な予想をさせてもらう。

その8校は。

星稜、熊本国府健大高崎京都外大西中央学院広陵作新学院報徳学園

以上のように決定しました!

開幕は3月18日。

順調に日程を消化した場合決勝戦は3月30日だ。

 

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ボクシング 井上尚弥とルイス・ネリ5月6日東京ドーム世界戦正式発表 山中氏と歴史的和解

かねてから噂、いや、噂を超えたレベルで報道されていたモンスター井上尚弥とルイス・ネリの4団体タイトルマッチがついに正式に発表された。

しかもネリ自身も来日して井上と同席しての発表とは驚いた。

しかもしかもこの場所にあの因縁の山中慎介氏が来ていた。

しかもしかもしかもネリがあのネリが山中氏に謝罪し山中氏も謝罪を受入れ握手をしたのだ。

日本中のほとんどのボクシングファンは二度に渡る山中氏とのタイトルマッチにおけるネリの蛮行に対して怒り心頭に発していただろう。

今回この対戦が正式に決まれば、井上尚弥がネリを倒すことで留飲を下げたいと思っていたファンも多かったに違いない。

私ももちろんそう思っていたひとりだ。

しかし、山中氏の大人の対応と、神妙だったネリの顔が握手した時に安堵の表情に変わったのを見て私はあの出来事を忘れることにした。

握手をした時点でこの問題は山中氏とネリ、二人の心の中だけの物になったと思ったからだ。

明日からは純粋に井上尚弥とルイス・ネリのタイトルマッチそのものを楽しむようにしたい。

ネリは強い。

それは山中氏が12度目の防衛に成功した時、タイ記録となる13度目の防衛戦の相手を予想した記事で最も怖いのはルイス・ネリと書いたことからもわかる。

それでも井上に死角はない。

確かにネリは強いが、トータル的に井上を上回るとはどうしても考えられない。

唯一怖いのはドネア戦で思わぬ一発をもらった時のようなことが起こった場合。

ネリは怒涛の攻撃を仕掛けてくるだろう

チャンスと見た時の爆発力はドネアを上回る。

それだけが考えられる井上にとってのネガティブな展開だ。

逆に言えばそのシチュエーションさえなければ井上の勝利は動かないということだ。

今日は井上とネリの正式発表よりも、山中氏とネリの握手が目立つことになったが、5月6日は井上が誰もが認める主役になることは間違いないだろう。

 

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70~80年代ディスコサウンドコレクション②       ジグソー「スカイ・ハイ」

仕事以外全部趣味

人は音楽に合わせて踊ることが大好きだ。

私が若かった頃に2度ディスコブームと呼べる時代があった。

70年代後半は大阪のクレイジーホースかボトムラインによく行った。

就職してからの80年代はマハラジャに通った。

この「70~80年代ディスコサウンドコレクション」では当時私がこれがかかれば嫌が応でもテンションが上がった曲を毎回1曲ずつ紹介させていただこうと思う次第だ。

曲は編集サイドバーで検索し、YouTube貼り付け可能な物をアップさせていただく。

 

2回目はジグソー「スカイ・ハイ

実はこれ映画音楽として発表されている。

私が当時購入したシングルレコードも下に貼りつけたハングライダーがジャケットになっている映画版だ。

ところがこの曲はプロレスラー千の風にな・・・いや、千の顔を持つ男ミル・マスカラスのテーマ曲としての方が有名だと思う。

私も当時プロレスが大好きで、ミル・マスカラスは本当にかっこよかったし、この曲があまりにもマスカラスにぴったりだったので、入場してくるときにスカイ・ハイが流れると鳥肌が立った。

でもってこの曲はディスコでよくかかった。

映画版の時なのか、マスカラスのテーマ曲として広まった後なのかはっきりは覚えていないが、流れていたのはクレージーホースだったように思う。

ボトムラインほど広いホールではなかったと記憶しているのでクレージーホースで間違いないだろう。

乗りがよく明るい曲調でこの曲がかかれば休憩してた人も出てきてホールは一杯になった記憶がある。

 


www.youtube.com

 

今聞いても全然古さを感じない。

改めて聞くと、ホールで曲中「スカ~イハ~イ♪」って所で、皆一斉に「スカ~イハ~イ♪」って歌ってたのを思い出す。

と同時に、マスカラスのフライングコロスチョップやダイビングボディアタックも思い出すのだ(笑)

 

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大相撲春場所プレビュー 復活した横綱照ノ富士に挑む新大関琴ノ若と先輩3大関

初場所が終ったと思ったらもう春場所

月日が経つのはほんとに早い。

場所前に北青鵬のいじめ、暴力行為が発覚し事実上の解雇。

親方の宮城野には2階級降格という不祥事。

角界に暗い影を落とした。

そんな中で始まる春場所

今日は春場所プレビューを投稿する。

今場所私が注目するのは以下の4点。

・新大関琴ノ若

照ノ富士10度目の優勝成るか

・綱取り再挑戦の霧島

・大の里、熱海富士に新入幕尊富士、世代交代が進むか

この4点だ。

初場所横綱照ノ富士が格の違いを見せつけて復活の優勝。

これほど他の力士と差があるのかと衝撃を受けた。

令和4年7月場所以降2場所連続で皆勤したことがないが、今場所は5年ぶり再開の住吉大社の土俵入りも勤め上げ、出場してくればやはり本命。

照ノ富士を追うのは番付的に大関だが、中でも注目は何と言っても新大関琴ノ若

春場所後に琴桜四股名を継承するとのことで当然目標は優勝。

余談だが最近解説を休場している北の富士氏の元気な姿を一刻も早く見たい。

北の富士琴桜は現役時代に幾度も対戦しており、晩年強くなった琴桜の強烈なのど輪に横綱北の富士が苦しんだことがよみがえる。

当時の話も聞きたいし北の富士氏にはまだまだ解説を続けて欲しい。

その琴ノ若

急激に力を付けており、その言動、取組内容を見ても心技体の充実がうかがえる。

照ノ富士には全敗だが、琴ノ若にはその壁を乗り越えるだけのポテンシャルがある。

先場所綱取りに失敗した霧島との綱取り争いは見物だ。

先場所新入幕で大物ぶりを見せてくれた大の里。

初日こそ緊張からか引く場面も見られたが、場所を通じて大物ぶりを発揮。

今場所は10枚番付が上がり上位陣との対戦が続く。

昨年名古屋場所の伯桜鵬、秋場所九州場所の熱海富士、そして初場所の大の里。

若手力士の台頭が著しく、今場所の尊富士も含めて角界の世代交代が急だ。

14場所続いている照ノ富士のひとり横綱

ネクス横綱候補も現れてきたが、関脇以下中堅力士はまだまだ上を目指すには絶対的な強さが足りない。

先ほど掲げた若手力士によって一気に世代交代が進むのか、大栄翔、若元春、朝乃山、阿炎、高安あたりが踏ん張れるのか。

大きな変動が予想される今年の大相撲。

春場所はひとつのターニングポイントになるかもしれない。

見逃せない春場所は3月10日初日を迎える。

 

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ボクシング ネクストモンスター中谷潤人 黄金のバンタムの系譜を継ぐ強さで3階級制覇

24日にプロボクシングトリプル世界戦が行われた。

アマゾンプライムでの中継となったが3試合とも日本選手が勝利。

田中恒成、井上拓真、そして中谷潤人、それぞれ実績もあり強い選手だが3人3様のドラマが背景にあり今回の勝利は更なる高みに3選手を連れていくものだった。

今日はその中で中谷潤人選手を取り上げる。

ボクシング界はモンスター井上尚弥が君臨。

日本ボクシング界は現在9人の世界チャンピオンがおり絶頂期と言って過言でない。

WBAスーパーフライ級チャンピオンの井岡は100年にひとりの選手と言われた。

井上尚弥が登場した時、私ははてなに移る前のスポナビでの最初の投稿で彼のプロ2戦目の試合を見て200年にひとりかもしれないと書いて投稿した。

 

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あれから11年、井上尚弥は世界中の強豪にリスペクトされる存在になった。

そんな井上を追いかける男がネクストモンスターと呼ばれる中谷潤人だ。

173cmとボクシング選手としては長身。

リーチも176cm。

中谷の試合を見ているとリーチの長さがめちゃくちゃ武器になっているようだ。

左から繰り出すパンチはまるで鞭のようにしなって相手にヒットする。

それと中谷程相手顔面にパンチがヒットする選手はあまりいないのではないか。

ラッシュ時、中谷のパンチは右も左も全て顔面にクリーンヒットしており相手選手はたまったものではない。

タイミングの良さと腕のしなりによる相乗効果で相手はダメージを受けてフラフラ。

今回の相手アレハンドロ・サンティアゴ(ちょっとルイス・ネリみたいな風貌)はあのノニト・ドネアに勝って世界チャンピオンになっており、戦績を見ると対戦相手も骨のある相手が多く、ダウンもしたことが無いと(放送で言ってた)のことでなかなかの難敵だったと思う。

しかし6Rの中谷が放った最初の左ストレートのダウンでもう勝負はついており、レフェリーはカウント10を取らなかったがサンティアゴの目はうつろだった。

そこからの中谷のラッシュは恐怖が感じられる凄さで、全てのパンチは顔面を捉え、結果サンティアゴはなぎ倒されてレフェリーストップ。

圧勝である。

長谷川穂積山中慎介井上尚弥が君臨してきたWBCバンタムを中谷潤人が継承。

これでバンタムは中谷と、WBAの井上拓真、IBFのエマニュエル・ロドリゲス、WBOのジェイソン・モロニーの顔ぶれ。

他にも那須川天心比嘉大吾、ロドリゲスへの挑戦が決まっている西田凌佑の日本勢など群雄割拠の時代に突入。

可能性として中谷対井上拓真の対戦実現も出てきたことになり目が離せない。

しかし今回の試合を見る限り中谷選手が4団体王者の中で一番強いのではないか。

少し打たれてしまうことがあり、そこは少々心配だが、現状攻撃力が十二分にディフェンス面のちょっとした穴をカバーして余りある。

井岡が100年にひとり、井上尚弥が200年にひとりとしたら、中谷選手は140年にひとりの選手なのかもしれない。

 

WBC世界バンタム級王者 中谷潤人 27戦27勝(20KO)

前王者 アレハンドロ・サンティアゴ 37戦28勝(14KO)4敗5分

 

 

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