影無茶のスポーツ24/7

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フィギュアスケート

フィギュアスケートのロシア女子シングル代表選考ドタバタ劇 そりゃあ揉めるでしょう

最初に書かせていただきますが、私はトゥクタミシェワもメドベージェワも非難するつもりでこの記事を書かせていただくのではありません。 二人ともタイプこそ違えど、魅力あふれるスケーターとしてリスペクトしています。 あくまで現在起きている現象に対し…

異例とも言える紀平梨花のチャレンジカップ参戦 目に見えぬ疲労は世界選手権に向けて少し心配

紀平梨花がオランダで行われたチャレンジカップで優勝しましたが、私は正直言って、この試合に参戦する必要があったのか少々疑問に思っています。 ワイドショーで古市氏が勝って当然的なコメントを発したとネットニュースで見ましたが、全くその通りで、もし…

フィギュアスケート 四大陸で見えた宇野昌磨の意識の変化 羽生、チェンについても少し

世界選手権は3強が抜きんでている フィギュアスケート男子シングルは現在、羽生結弦、宇野昌磨、ネイサン・チェン。 この3人が突出しており他の選手が付け入る隙はありません。 今年の世界選手権についてもメダルの色はわかりませんが、余程のことがない限…

フィギュアスケート四大陸女子シングルの感想を少しと、ロシア女子選手が長続きしない訳を考察

まずは四大陸選手権女子シングルの感想 紀平が逆転で四大陸を制し国際大会5連勝となりました。 誰も失敗せずに演技を終えた場合、今のスケーターで紀平を超えるスコアを叩き出す選手はいません。 なので四大陸の優勝はある意味当然の帰結です。 では、可能…

本年最後の投稿 印象に残ったスポーツ界の出来事 今年1年ありがとうございました

スポーツナビの終了に伴い、はてなブログに引っ越ししたのが1月10日。 スポナビではヤフーの集客力の凄さもあって5年間で1500万を超えるアクセスをいただきました。 私はただ投稿するだけで、これだけ多くの方が立ち寄ってくださる。 ありがたかった…

フィギュアスケート全日本選手権 女子シングルは期待通りの大熱戦 世界選手権代表決定! 速達感想

シーズン前半のハイライト全日本が終わりました。 同時に世界選手権代表も決定。 女子が坂本花織、紀平梨花、宮原知子。 男子は羽生結弦、宇野昌磨、田中刑事。 高橋大輔は内定後辞退とのこと。 結果、誰も文句のつけようがない人選になったと思います。 高…

フィギュアスケート全日本選手権女子シングルSP 速攻感想 百花繚乱!

フィギュアスケート全日本選手権女子シングルショートプログラム。 百花繚乱! 出てくる選手出てくる選手の多くが世界レベル。 国際大会は出られる人数が限られます。 全日本は国内トップ選手が一堂に会することが出来る、年に一度のオールスターです。 トッ…

フィギュアスケート 全日本選手権プレビュー   紀平梨花1強時代到来か 群雄割拠の時代が続くのか

シーズン前半のヤマ場全日本選手権がいよいよ始まります。 世界選手権代表が事実上決定する大切な大切な試合。 全日本王者を目指す熾烈な戦いは、世界選手権より過酷で激しいサバイバルマッチ。 特に今年の女子は史上最大の激戦と思っていました。 GPファ…

フィギュアスケート グランプリファイナル 紀平梨花がノーミスなら誰も紀平に勝てないことがわかった大会

テレ朝の放送は間もなく始まりますが、すでに今朝の段階で結果がわかり、ネットの記事でも次々ニュースが更新されている状況です。 私もYouTubeで主な選手の演技を見てこれを書いています。 当初はテレ朝の放送が終わってからアップしようと思いましたが、こ…

フィギュアスケート グランプリシリーズファイナルプレビュー 今シーズン第1章完結

明日から、フィギュアスケートグランプリシリーズファイナルが始まります。 例によってプレビュー記事を書かせていただきます。 男女シングル出場選手 男子 世界ランク 個人ベスト 宇野昌磨(日本) 1位 277.25 ネイサン・チェン(米国) 3位 280…

フィギュアスケート 羽生結弦GPファイナル欠場 全日本も事実上不可能 世界選手権での復活は計算上は十分可能

羽生結弦GPファイナル欠場正式決定 羽生結弦のファイナル欠場が決まりました。 ロス・テレコム終了後の松葉杖姿からしたら当然の判断でしょう。 それでも、もしかしたら出るんじゃない?って思わせるのが羽生でしたが、さすがにそれは無理だったということ…

フィギュアスケート フランス杯感想 紀平梨花の成長曲線には驚かされる 日本女子あっという間に史上最高の選手層

GPシリーズ6戦が終了しました。 最終戦フランス杯も様々な人間模様が描かれましたね。 フランス杯感想 女子から行きます。 まずは紀平梨花。 何が驚いたと言って最初の3Aが上手く跳べなかったところからの立て直し。 続く3Aを2Aに変えて連続ジャン…

フィギュアスケート GPシリーズ最終戦フランス杯プレビュー ロス・テレコム杯での羽生選手について

早くもGPシリーズ最終戦。 毎年の事ながらあっという間の6週間でした。 後半でロス・テレコムについても少し。 フランス杯男女シングル出場選手 男子(世界ランク順・11月20日現在:今季GPシリーズ獲得ポイント) ネイサン・チェン(アメリカ) 3…

フィギュアスケートGPシリーズロス・テレコム杯プレビュー 及び 世界フィギュア選考基準から男女シングル日本代表を探る

GPシリーズも5戦目ロス・テレコム。 この戦いを終えるとファイナル進出選手が概ね見えてきます。 今回は後半で日本男女シングル世界選手権代表争いについて触れてみます。 ロス・テレコム杯男女シングル出場選手 男子(世界ランク順・11月12日現在:今季…

フィギュアスケート NHK杯 女子は稀に見るハイレベルな大会 才能が爆発した紀平梨花 ファイナルの行方は

NHK杯の男女シングルが終わりました。 タイトルにも書きましたが、女子は稀に見るハイレベルな戦いで見応えがありました。 これを会場で見られた方は幸せです。 NHK杯男女シングル結果(上位5位) 男子 宇野昌磨 276.45 セルゲイ・ボロノフ 2…

フィギュアスケート GPシリーズ NHK杯プレビュー 紀平梨花登場 宮原、宇野ファイナル進出決めるか

GPシリーズは毎週行われるので早い早い。 早くも第4戦NHK杯です。 まずは先週のヘルシンキ大会を簡単に振り返ります。 ザギトワ貫禄の優勝、坂本フリーで頑張り3位確保 男子、羽生選手については先日記させていただいたので今日は触れません。 女子シ…

フィギュアスケート グランプリオブフィギュアスケートヘルシンキ 常に想像を超えていく羽生結弦

フィギュアスケートGPシリーズ第3戦ヘルシンキ大会。 男子シングルで羽生結弦はまたも違う次元を一人駆け抜けていきました。 昨年ロステレコム、平昌五輪、今年ヘルシンキのプログラム比較 昨シーズン(オリンピックシーズン)出場したGPシリーズ初戦ロ…

フィギュアスケート GPシリーズ グランプリオブフィギュアスケートヘルシンキプレビュー 羽生結弦 アリーナ・ザギトワ登場

男女シングル出場選手 男子(世界ランク順・10月29日現在:今季GPシリーズ獲得ポイント) 羽生結弦(日本) 3位 初戦 ミハイル・コリヤダ(ロシア) 4位 初戦 オレクシイ・ビチェンコ(イスラエル) 7位 0P ボーヤン・ジン(中国) 8位 初戦 田…

フィギュアスケート  スケートカナダ 山下真瑚の滑りをみてびっくり仰天 これほどの逸材とは・・・

山下 真瑚! まったくお恥ずかしい。 正直言います。 山下選手をよく知りませんでした。 もぐりと言われても仕方がありません。 もうびっくりぽん!(まだこのフレーズ使うか)でした。 15歳! 今年シニアデビュー! シンジラレナ~イ。 何というエレガン…

フィギュアスケート GPシリーズ スケートカナダ 男女シングルプレビュー

第1戦スケートアメリカの結果 まずは初戦の結果 男子 ネイサン・チェン 280.57 ミハル・ブレジナ 239.51 セルゲイ・ボロノフ 226.44 マッテオ・リッツォ 225.81 ビンセント・ジョウ 225.75 ナム・グエン 212.99 女子 …

フィギュアスケート GPシリーズ スケートアメリカ 男女シングルプレビュー

いよいよ今シーズンもGPシリーズが始まります。 採点基準が大きく変わり、選手自身もチャレンジャーシリーズでどのような評価を受けるのか確認しながらも、まだ確信を得ない状態でのGPシリーズ突入となります。 オリンピック翌年なので、選手ごとの目標…

フィギュアスケート 現役復帰 高橋大輔の挑戦

7月に1年限りの現役復帰を発表した高橋大輔選手が、先日行われた近畿選手権で4年ぶりにリンクに戻ってきました。 2月に平昌オリンピックの現地レポーターとして現場へ出向いた高橋氏。 そこで見た選手たちの戦う姿を見て刺激を受けた事は容易に想像でき…

女子フィギュアスケート紀平梨花 文句なしのシニアデビュー SPは私が浅田真央のSPで一番好きな「月の光」で挑む

ついこの間までオンシーズンだったのに、早くもシーズンイン。 なのに平昌は、はるか昔のように感じてしまうのは私だけでしょうか。 大きなルール改正があって、選手も審判も手探り状態のような気がします。 いや、審判はそうではないかもしれませんが・・・…

祝!現役復帰を表明した高橋大輔氏の心を推察する。

アッと驚くニュースが飛び込んできました。 氷上のアーティスト高橋大輔氏が現役復帰を発表。 トリノ、バンクーバー、ソチと3度オリンピック出場。 バンクーバーでは日本人初の表彰台。 続く世界選手権では初の金メダル。 世界一と言われた表現力。 輝かし…

フィギュアスケート ブライアン・オーサー著「チーム・ブライアン300点伝説」を読みました

来シーズンからの新採点基準も決まり、各選手はコーチの助言も得ながら、曲選び、振り付け、構成などを固めていく時期に入りました。 シーズンオフといっても選手、コーチに静穏なひと時はほとんどありません。 4年後の北京に向け一度リセットして新たな一…

フィギュアスケートルール改正(現時点では案の段階ですが)を支持します

平昌オリンピックが終わってまだ3カ月?早や3カ月? 個人的には遠い昔のような印象です。 羽生のオリンピック2連覇は奇跡という言葉を安直に使いたくはありませんが、やっぱり奇跡的と言っても良い位の出来事でした。 フィギュアスケートの進化は恐ろしく…

女子フィギュアスケート メドベージェワ、オーサーコーチに師事表明!

オリンピックシーズンが終わり、しばらく平穏な日々が続くと思われたフィギュアスケート界からビッグニュースが飛び込んできました。 エフゲニア・メドベージェワ選手が恩師トゥトベリーゼ氏の元を離れ、ブライアン・オーサーに師事することを表明。 オーサ…

オリンピック開催年の世界フィギュアはリベンジの場として成り立つ

仕事の関係で3日ぶりの投稿です。 世界フィギュアで日本勢頑張りました。 代打成功率ほぼパーフェクトの友野選手。 オリンピック落選の樋口選手。 左足甲を痛めた宇野選手。 オリンピックに見事に照準を合わせて自己ベストの演技を見せてくれた宮原選手。 …

平昌オリンピック雑感 その11 女子フィギュアはピンポイントでオリンピックにタイミングの合ったザギトワが金メダル

ソチでは当時16歳のソトニコワが優勝。 4年後の平昌は15歳のザギトワが金メダル。 低年齢化が止まらない印象ですが、それにしてもザギトワがシニアデビューの今シーズン中にここまで得点を取れるようになるとは正直思いませんでした。 もちろんザギトワ…

平昌オリンピック雑感 その7 祝!羽生結弦オリンピック連覇

羽生結弦はやっぱり羽生結弦でした。 66年ぶりの男子シングルオリンピック連覇。 彼はインタビューで、平昌で金メダルを取るために多くの物を捨ててきた・・・と語っていました。 おそらくどの選手よりも金メダルにかける思いが強かったのでしょう。 絶対…